構造化プログラム
ウィズユーちたでは、お子様がもっと伸び伸びと成長できるように、構造化プログラムを取り組んでおります。
構造化プログラム(Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Children)とは、自閉症やコミュニケーション障害をもつ子どもたちのための治療や教育のことです。目的としては、自閉症などのコミュニケーション障害を持った子でも、社会で自立できるよう支援することです。
自立課題
活動:マッチング・プットイン・微細・組み立てなど
組み立てや分解などの作業を通して、成功体験を積み重ねて自己肯定感を育んでいきます。
「ひとりでできた!」という達成感を得れば自信を持つことができ、様々なことにも挑戦できるようになります。
日常生活でも取り組める内容なので、自宅でも行うことが可能です。
構造化
自閉症の子は、予測不能な状態が苦手です。
そのため、構造化される環境をつくることで、安心して日常生活を送ることができます。
- 時間の構造化
- 1日のスケジュールを文字やイラストで可視化することで、子供が行動しやすい環境づくりを作っていきます。
聞いただけだと忘れてしまう可能性が高いですが、文字やイラスト化を身に付けるようにすれば、自分自身で行動・解決できるようになります。
- 物理的構造化
- 遊ぶエリアや作業をするエリアなど場所を決めることで、安心して見通しを持って活動することができます。
できるだけ部屋から不安要素を与えるものを取り除き、活動と場所を1対1にすることで場所に意味を持たせ、落ち着いて行動できるようになります。
- 視覚的構造化
- 時間の構造化と同様に、物事も見える形にしてわかりやすく整理することでさらに理解を深められます。
PECS
PECSは、カードを用いてコミュニケーションを自発的・持続的に行うコミュニケーション方法です。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)
ロールプレイやゲームを通して実際に困った場面の練習をするなど、社会のルールやマナーを身に着けていきます。個別対応・小集団でのグループ活動も取り入れて、お友だちとコミュニケーションを持てるように取り組んでまいります。
ABA(応用行動分析)
心理学の1つで科学的根拠に基づく発達障害児に効果的な療育方法のひとつです。褒めて伸ばすなど、いい行動を増やすために行動の前後を整えていきます。